大手門 荒走り

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 【酒 名】大手門 荒走り
 【製 造】株式会社杜の蔵
 【住 所】福岡県久留米市
 【種 別】しぼりたて純米吟醸
 【精米歩合】50%
 【価 格】3,150円
荒走りです。やはり冬はこれですね。ちょっと甘めですが、すっきりした味です。
酒米は福岡県糸島産の「山田錦」で、ラベルには贅沢な「うすにごり」の部分を特別に瓶詰めしたとあります。その通り透明ではなく少し白くにごっています。

梅乃宿 ひやおろし

梅乃宿 ひやおろし
 【酒 名】ひやおろし
 【製 造】梅乃宿酒造株式会社
 【住 所】奈良県北葛城郡
 【種 別】山廃純米吟醸
 【精米歩合】58%
 【価 格】2600円
「ひやおろし」というのは厳冬期に仕込んだ新酒を火入れして春から低温の貯蔵庫で熟成させ、秋から出すお酒です。
近くの地酒屋さんに年末に行ったら1本残っていて買ってきました。すっきりした辛口です。
よく梅乃宿を飲んでいますね。梅乃宿は奈良の大和高田にある造り酒屋で、敷地に樹齢280年を超える梅ノ木があり、そこから名づけられています。蔵開きは毎年開催され、お酒だけでなく仕込み水なども飲めます。

車坂

車坂
 【酒 名】車坂
 【製 造】株式会社吉村秀雄商店
 【住 所】和歌山県岩出市
 【酒 米】山田錦 和歌山県清水産
 【精米歩合】58%
 【日本酒度】+3
 【酸 度】2.1
無濾過生原酒の吟醸純米酒です。17BYになっていますので1年ほど寝かせた酒ですね。ラベルには根来土壁蔵になっています。
要冷蔵ですが、一升瓶を冷蔵庫に入れる場所もないので、常温で保存。さすがに気温が上がってきたので飲みきってしまいました。どっしりとした味わいです。かなりの辛口で、すっきりしていますね。

賀茂鶴 樽酒

賀茂鶴 樽酒
 【酒 名】賀茂鶴 樽酒
 【製 造】賀茂鶴酒造株式会社
 【住 所】広島県東広島市
 【価 格】2300円
久しぶりに広島の賀茂鶴を飲みました。
賀茂鶴の上等酒を杉樽で貯蔵し、杉の香りをつけたものです。もう少し、杉の香りがきつい方がいいのですが
そうそう、賀茂鶴と言えば、昔、行きつけの地酒屋さんが賀茂鶴の蔵で、特級酒で10年ぐらい眠っていた瓶を見つけました。それをもらってきたのを、売り物にならないからと1本ゆずってもらったのですが、濃厚で、すさまじい味でした!今まで飲んだお酒の中でベスト1です。
古酒は経年変化に耐えられる、しっかりした酒造りの酒でないとダメです。賀茂鶴の特級酒がたまたま古酒になったもので、もう口にする機会はないでしょうねえ。

西山居(せいざんきょ) 生詰

西山居(せいざんきょ) 生詰
 【酒 名】西山居(せいざんきょ) 生詰
 【製 造】株式会社西山酒造場
 【住 所】兵庫県丹波市
 【種 別】純米吟醸
 【酒 米】五百万石
 【精米歩合】55%
 【価 格】2,980円
冷蔵蔵出し日が2006年11月10日の生詰酒で「小鼓」の姉妹酒です。地酒屋さんの冷蔵庫に入っておりました。
酒米は地元・丹波の五百万石、伏流水は竹田川です。ラベルは黒く「西山居」と書かれなかなか印象的です。とってもすっきりとした味です。

星のくに

星のくに
 【酒 名】星のくに
 【製 造】株式会社山本本家
 【住 所】奈良県五條市
 【種 別】原酒


奈良の五條からずっと行ったコスミックパーク「星のくに」の売店にあったお酒です。ホームページを見ると「原酒 松の友」というのを造っているので、それに「星のくに」のラベルをつけたものですかね。
味は辛口ですが、しつこくなくなかなかいけます。

獺祭(だっさい)純米吟醸48 寒造早槽

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 【酒 名】獺祭(だっさい)純米吟醸48 寒造早槽
 【製 造】旭酒造株式会社
 【住 所】山口県周東町
 【種 別】純米吟醸
 【精米歩合】48%
 【日本酒度】+4
 【価 格】3,150円
以前に「獺祭 純米吟醸50」を飲んでおいしかったので、今度は「純米吟醸48 寒造早槽」を買ってきました。瓶にはしぼりたてとも書いてあります。
ふくよかでまろやかな味ですね。しかもどっしりしています。旭酒造株式会社のサイトに獺祭の酒銘の由来が載っていますが、正岡子規が獺祭書屋主人と号していたと初めて知りました。

土耕醸 弐捨壱号

土耕醸(どこんじょう)弐捨壱号
 【酒 名】土耕醸(どこんじょう)弐捨壱号
 【製 造】株式会社鈴木酒造店
 【住 所】福島県双葉郡浪江町
 【種 別】純米酒 山廃
 【価 格】2520円
濃厚な味です。古酒を飲んでいるようなどっしとした味わいです。
弐捨壱号という酒銘がついているのは「農林21号」を100%使用した純米酒だからです。ラベルには栽培農家の名前まで入っています。本当にしっかりした味ですね。

愛洲

愛洲
 【酒 名】愛洲
 【製 造】株式会社油正
 【住 所】三重県津市久居
 【種 別】純米酒
 【酒 米】うこん錦(南勢町産)
 【精米歩合】65%
 【日本酒度】+1
 【酸 度】1.5
 【価 格】1,313円(720ml)
酒銘の愛洲は愛洲移香斎からとっています。
愛洲移香斎は三重県南伊勢町の生まれで「陰流」の創始者です。やがて「新陰流」になり、柳生石舟斎によって「柳生新陰流」となります。つまり剣術の創始者が愛洲移香斎にあたります。
南伊勢町のマサヤを中心に酒米「うこん錦」の田植え、稲刈りを行い、鶴路山の伏流水を久居の油正に持ち込んで酒造りをしたお酒で、郷土の英雄の名前をつけています。
「うこん錦」は珍しい三重県の酒米ですが、三重県では伊賀の太田酒造で「半蔵 うこん錦」を造っています。
さて、愛洲ですが、なかなか個性的な味ですね。かなりの辛口です。マサヤで買ってきました。

浪の音 特別純米酒 2006ひやおろし

浪の音 特別純米酒 2006ひやおろし
 【酒 名】浪の音 特別純米酒 2006ひやおろし
 【製 造】浪の音酒造株式会社
 【住 所】滋賀県大津市本堅田
 【種 別】特別純米酒 無濾過生原酒
 【精米歩合】60%(掛)50%(麹)
 【酒 米】山田錦
 【酵 母】901
 【杜氏名】3兄弟
 【日本酒度】+2
 【酸 度】1.6
 【価 格】2520円
滋賀県大津市の小さな蔵『浪の音』のひやおろしです。辛口でどっしりした濃厚な味わいです。