【酒 名】三重の寒梅 大寒しぼり
【製 造】丸彦酒造合名会社
【住 所】三重県四日市市
【精米歩合】58%
【酒 米】三重山田錦
【仕込水】鈴鹿伏流水
【価 格】3,150円
ラベルに「大寒しぼり」とあり、年に一度の限定酒です。とってもすっきりした味ですね。
カテゴリー: 三重県のお酒
愛洲
【酒 名】愛洲
【製 造】株式会社油正
【住 所】三重県津市久居
【種 別】純米酒
【酒 米】うこん錦(南勢町産)
【精米歩合】65%
【日本酒度】+1
【酸 度】1.5
【価 格】1,313円(720ml)
酒銘の愛洲は愛洲移香斎からとっています。
愛洲移香斎は三重県南伊勢町の生まれで「陰流」の創始者です。やがて「新陰流」になり、柳生石舟斎によって「柳生新陰流」となります。つまり剣術の創始者が愛洲移香斎にあたります。
南伊勢町のマサヤを中心に酒米「うこん錦」の田植え、稲刈りを行い、鶴路山の伏流水を久居の油正に持ち込んで酒造りをしたお酒で、郷土の英雄の名前をつけています。
「うこん錦」は珍しい三重県の酒米ですが、三重県では伊賀の太田酒造で「半蔵 うこん錦」を造っています。
さて、愛洲ですが、なかなか個性的な味ですね。かなりの辛口です。マサヤで買ってきました。
酒屋 八兵衛
【酒 名】酒屋 八兵衛
【製 造】元坂酒造株式会社
【住 所】三重県多気郡
【種 別】純米
【精米歩合】60%
【価 格】1,100円
建設省の河川水質調査で全国第1位となった清流・宮川のそばにある蔵です。松阪からずっと入った大台町の柳原にあります。
なかなか濃い味で辛口です。
黒松翁大吟醸
【酒 名】黒松翁大吟醸
【製 造】合名会社森本仙右衛門商店
【住 所】三重県上野市
【種 別】大吟醸
【製造年度】平成8年
【仕込年月】平成9年2月
【酒 米】山田錦
【精米歩合】35%
【酵 母】9号系保存酵母
【杜 氏】但馬杜氏 安田弘之、安本 強(副杜氏)
【瓶 詰】平成9年5月30日
瓶詰めが平成9年で氷温貯蔵冷蔵庫取出しが平成18年9月ですので9年間寝かせた古酒になります。しかも平成9年(平成8年酒造)の全国新酒鑑評会で金賞を受賞したお酒を寝かせたなかなか贅沢な一品です。
貯蔵容器88号と番号まで書かれ、限定4375本の内、3086番と番号までついています。吟醸香はきつくなく、まろやかな味ですね。9年ものの割にはお酒の色も透明のままです。
神楽
【酒 名】神楽
【製 造】神楽酒造株式会社
【住 所】三重県四日市市
【種 別】純米
「神楽」は伊賀米、一志米などを用い、三重県が開発した901三重酵母で仕込みをしたお酒です。酒造りは5代目が「神楽」の名で安政五年から初めており、けっこう歴史のある蔵です。
伊勢神宮から酒銘をとったんでしょうね。ラベルには「伝統酒造りの文化を今に伝える 神楽 日本酒本流の香味 浪漫あふれる酒」とあります。少し辛口の飲みやすいお酒です。
鈴鹿川
【酒 名】鈴鹿川
【製 造】清水醸造株式会社
【住 所】三重県鈴鹿市
【種 別】純米
【価 格】1260円(720ml)
三重県・鈴鹿市の酒の歴史は古く、「倭姫命世紀」という書物に倭姫命が天照大神の鎮座場所を現在の伊勢神宮に定めるまでの行幸が書かれています。そこに鈴鹿が味酒鈴鹿国(うまさけすずかのくに)の記述が見られます。
つまり鈴鹿に係る枕詞は「うまさけ」なんですね。しっとりとしたおいしい味です。
ラベルには「味酒鈴鹿国(うまさけすずかのくに」と書かれています。精米歩合60%です。